2025年度の住宅支援策はどうなる?概算要求から見えるポイント
2024年8月に提出された「概算要求」から、2025年度の住宅支援策の方向性が見えてきました。住宅購入やリフォームを考える方に役立つ情報を簡潔にお伝えします。
1. 2025年度の住宅政策の柱
- 耐震化: 2024年の能登半島地震を受け、既存住宅の耐震化が重点項目に。
- 脱炭素: 省エネ住宅の推進が引き続き最重要課題。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や省エネ設備の導入が支援対象に。
2. 主な補助金の継続と予想
- 新築住宅のZEH化支援:
- 補助金額: ZEH住宅で55万円/戸、さらに高性能なZEH+住宅で90万円/戸。
- 追加補助: 蓄電池導入や省エネ機器の設置で補助増額。
- 省エネリフォーム支援:
- 窓やドアの改修など、工事費の1/2を補助。
- 外壁や屋根の改修も対象で、補助額は30~70万円/戸程度。
- 耐震改修支援:
- 旧耐震基準の建物を対象に耐震診断・改修費を補助。
- 省エネ設備の導入補助:
- エコキュートやエネファーム(家庭用燃料電池)の設置費用を支援。
3. 注目の自治体政策
- 東京都の太陽光パネル義務化: 2025年4月から新築戸建住宅への設置を義務化。補助金やリースプランも提供。
4. 税制優遇の動向
- 住宅ローン控除: 子育て世帯や若者夫婦世帯への優遇措置は2025年度も継続が見込まれます。
まとめ
2025年度も住宅購入やリフォームを支援する補助金や税制優遇が継続される見込みです。具体的な支援内容が決まるのは今後ですが、補助金を活用することで高性能な住宅を手頃な価格で手に入れるチャンスです。
住宅購入やリフォームを検討中の方は、最新情報をキャッチしつつ、計画を進めましょう!